専門部位健診コースのご紹介
脳ドック
働く中高年に特に多い脳卒中、なかでも脳梗塞やくも膜下出血など突然襲われる危険な脳疾患は、日頃いくら健康に暮らしていても予防の手立てが困難です。
脳は、身体の根幹を成す神経が集う、きわめて重要な機能組織です。
脳疾患リスクの早期発見の為にも脳ドックを一度受診してみてはいかがでしょうか?
脳ドック
(単独専門ドック)
脳ドック
4コース準備しました。
◇標準脳ドック≪おすすめ≫◇
(基本検査+頭部MRI・MRA+頸動脈エコー)
脳の動脈硬化、老化などをご心配な方におすすめします。超音波検査で動脈硬化・プラークの有無を調べます。
脳ドック+αコース
(基本検査+頭部MRI・MRA+頸動脈MRA)
脳の動脈硬化、老化などをご心配な方におすすめします。
頸動脈の全体的な像についてMRIを用いて描出します。
脳ドック結果には頭部MRI・MRAのCD-Rをお付けします。
子宮頸がん検診※子宮体がんは実施していません
一般的に女性の方が自覚症状の感覚が少なく、将来不妊症、子宮外妊娠になる可能性も秘めています。また子宮頚部がに感染することにより、子宮頸がんを発症したりします。
性経験のある方は、ぜひ一度子宮頸がん検診を受けられることをお勧めします。
性経験のない方は、検査不要です。(プール・温泉・銭湯などでの感染はありません)
細胞診による子宮頸がん検診は、死亡率・羅漢率の減少がすでに証明されている非常に効果の高い方法です。同時にヒトパピローマウイルス(HPV)の検査をお勧めします。HPV検査を併用することで子宮頚部の前癌状態(がんに進行する可能性のある変化)をより確実に発見することが可能となりました。
子宮頸がん検診の結果が以下の場合
細胞診 | 陰性(-) | 陰性(-) | 陽性(+) |
---|---|---|---|
HPV | 陰性(-) | 陽性(+) | |
対応 | 3年後に健診 | 6~12か月後に再検査 | 直ぐに検査(受診) |
子宮頸がん検診
※これら2つの検査はすべて1回の検体採取で検査できます。
参考説明
- 淋菌感染症
- 男性に多い性病(STD)です。性風俗でのオーラルセックスによる感染が多いといわれています。
1回の性経験での感染率が約30%と高く、また淋菌に感染した人の内、クラミジアに同時感染している人が、20~30%いるといわれています。
乳がん検診(ドック)
日本人女性の乳がん罹患率は、年間4~5万人(12人に1人)に及びます。自覚症状がない方でも40歳を過ぎたら2年に1回は乳がん検診を受けることが勧められています。
マンモグラフィ検診は40歳以降の方には有効、つまり検診により早期発見で死亡率が下がるという科学的根拠があります。40歳未満での有効性は証明されていません。
乳がん検診(ドック)
年代別健診のおすすめ
- 50歳以上:マンモグラフィ(1年~2年に1回)のみ
- 40歳代:マンモグラフィ(1年~2年に1回)のみ、または
マンモグラフィ(1年~2年に1回)+乳腺超音波検診(毎年) - 20~30歳代:
20~30代では、乳がん検診が有効である根拠がなく、利益よりも不利益の方が多いといわれています。利益とは、乳がんが早期発見されうることですが、不利益についても十分ご理解いただき、自身のご判断でお受けいただくことになります。
若い人が乳がん検診を受けることで考えられる不利益について
※ ただし、ハイリスクに該当する方は、乳腺専門医へいちどご相談のうえ、早期の検診についてもご検討ください。下記をご参照ください。
乳がんハイリスクのチェックリスト
※ 自覚症状(しこり、乳頭からの分泌物、乳房の痛み、熱感など)がある場合は、年齢に関係なく、早めに医療機関(乳腺専門医)への受診をお勧めいたします。
- 問診 ※コースより問診(視触診)がなくなりました。
-
しこりがあるかどうかを確認します。触診の身では、ある程度の大きさがないと判別することはできませんが、ときに画像所見と対比判断をする場合もありますので、当院では標準コースとして組み入れています。
※ ご希望の方は、ご予約時問診もお申し込みください。別途料金 1650円かかります。 - マンモグラフィ検診
- マンモグラフィーは乳がん死亡率減少効果が科学的に証明されている唯一の検査方法であり、国の指針でも定められていることから、検診としてもよく採用されています。微細な石灰化の段階の腫瘍を発見することを目的とします。
ただ、「高濃度乳房」の場合は、小さな病的所見があっても正常乳腺の陰に隠れてしまうため、微細な所見が指摘されにくい可能性があります。
高濃度乳房:若い方に多く見られ、乳腺・乳房の組織が多いため、密度が濃い状態。 - 乳腺エコー(乳腺超音波検査)
- 人間ドックなど任意の検診をお受けになる場合は、乳腺エコーを追加することで、異常所見の発見率をよくするという考え方もございます。上述の「高濃度乳房」の方においては、エコーによる任意検診を併用されることも考慮されます。ただ、微細石灰化などは発見しにくい点もありますので、できるだけマンモグラフィ検診と組み合わせた選択をお勧めいたします。(つまり、エコー検査ばかりを選択されるのは、あまりお勧めしません)
本検査法については、現時点で、乳がん死亡率を減少させるというはっきりとした根拠はありません。